女子カルチャー

【深堀り!女子カルチャー⑩】鈴木美羽とポップティーンとSNS

こんばんは。

今回はポップティーン専属モデルの鈴木美羽にスポットを当てます。

彼女を分析することで、(中学生向けファッション誌)ニコラや(中高生向け)ポップティーンを分析することにもなり、実りある記事になったのではないでしょうか。

それではスタート!

【前置き】ポップティーンは競争が激しい

ポップティーンという雑誌は元はギャル雑誌でしたが、ギャル文化の衰退によって 現在、ギャル、清楚、ストリート系、韓国ファッション系など様々なテイストの女子が混在するファッション誌となっています。

最近の大きな特徴は、巻末のアンケートによってモデルの順位付けが行われ、順位が毎月発表されることです。

当然、順位が低い子はあまり誌面で活躍できません。
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丸山蘭奈の卒業

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「らにゃ」こと丸山蘭奈が卒業を発表しました。

彼女は低い順位がずっと続いていて、誌面の掲載数の少なかったモデルです。

アピールが苦手で内気な子には厳しい環境なので、彼女の卒業はやむを得ないかもしれません。

でも、ポップティーンが全てではないし、ポップティーンの色が強くないほうがいい場合もあると思います。

こづ堂
こづ堂
彼女にはこれからも頑張っていただきたいです。

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鈴木美羽も低調ぎみ

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丸山より順位が2つ上にいるのが鈴木美羽(以下みうぴよ)です(2018年2月号の順位)。

女優志望の高校3年生。彼女が今回の記事の主人公です。

前置きが長くなりましたが、みうぴよがチャンスは色々与えられているのに、ポップティーンで低迷気味なのはいくつかの要因があるのではないかと思い、分析しました。

女優はポップティーンで伸びるのが難しい

武田玲奈の記事でも伝えたように、そもそもポップティーンで女優として活躍するモデルは少ないです。

実際、専属モデルの中で女優活動を行っているのはみうぴよのみ。

若手の女優はキャラが強すぎると務まりにくい、そもそも女優になる子はキャラが強くないので、

バラエティーで活躍する個性的なモデルも多いポップだと埋もれやすいという難点があります。
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みうぴよのSNSの使い方

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みうぴよは、以前当ブログでも特集した中学生雑誌ニコラの出身です。

高2になったタイミングでニコラを卒業後、ポップティーンに移籍しました。

ニコラ→ポップティーンは澤田汐音、藤田ニコル、萩原里奈に続いて4人目と珍しいです。

彼女にはSNSの使い方にこだわりがあります

✔ポップ移籍当初、彼女はインスタグラムをやっていなかった。

あるモデルが「インスタはモデルの名刺のようなもの」と語るくらい、重要なツールなのに

(ポップ加入約10ヶ月後に開始)

✔ツイッターのファンのリプライの返信は基本的に普段しない。フォロワーが1万人増えるごとに「リプ返大会」を実施。

これらのこだわりの謎を紐解くにはニコラモデル(以下ニコモ)とポップティーンモデルを比較するとわかりやすいので、比較してみます。

こづ堂
こづ堂
ニコラとポップティーンは全く違う雰囲気。

【比較】ニコモのSNSの使い方の特徴

✔ツイッターだけ、インスタグラムだけというモデルが多数いる

✔ニコモでツイッターとインスタグラムを両方やっているのは高1モデルで7人中2人

中1-高1モデル27人中10人

✔基本的にツイッターのリプライに対して返信しない。

✔新しいファン獲得にあまり必死ではない。コアファンを大切にする

✔あまり競争がないのがニコラ。競争がないので、SNSでアピールして知名度を上げたり、ファンに何かを強く呼びかける必要がないのでSNSに力を入れない

✔そのせいか、ツイッターは数日に1回、短い日記のようなツイートをするモデルが多い

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【比較】ポップティーンモデルのSNSの使い方の特徴

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✔専属モデルは全員、ツイッターとインスタグラム両方やっている

✔親しみやすさが売りの雑誌のため、リプライに対して返信を積極的にする。スピーディーに返信。インスタライブなど配信での交流も

✔バトル企画が多いため、SNSで強くアピール。交流の深さが濃いファンを生むのでSNSをたくさん更新

✔ツイッターでは内容のある発信もするが、その時の気分を息をするように発信


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まとめ


最後に今回の記事のまとめです。

✔ニコラ出身のみうぴよは、「ニコラ的」なやり方を続けていて、ポップ加入当初は特にマイペースでコアファンを大切にするSNSの使い方だった

✔そのやり方が交流重視、スピーディーにファンのリプライに返信するポップティーンに合ってない部分がある。


しかし、本人もそれに気づいていて、SNSで独自の発信をして存在感を示そうとしています。


今回の比較で、「ニコラとポップティーンのノリの違いや接続の悪さ」が見えたと思いますが、

彼女がSNSでどう発信し、ポップティーンで闘っていくかこれからも変化を見守っていきます。

こづ堂
こづ堂
大変だとは思うけど、頑張っていただきたい。

ではまた次の更新で✋

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こづどう
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